NPO法人ピン・シャン・コロリ研究会の設立趣旨と沿革



人は皆、元気で生き、最期はある日突然に昇天するという形で人生を終えたいと願望するものです。ピンとした身体で、
シャンとした精神で一生を送り、最期はコロリと逝きたいと望んでも、それを実現するのは実に困難なことです。

 人は、不幸にして重い病に侵され、或いは重大な傷害で倒れてしまい、後は間近に迫った死を待つだけという状態に
立ち至った場合には、無用な延命措置を受けることなく、自然のうちに最期を迎えたいと希望し、それを家族等関係者に
理解され実現してもらいたいと望むようになると思います。いわゆる尊厳死の願望です。

しかし現在、わが国では、尊厳死に関する社会規範や法制が確立されているとは言えず、医療の現場においてしばしば
問題が起こる状況が続いています。

そのため尊厳死を希望していても、それを家族や医師などの関係者に理解してもらい、実現してもらうことはなかなか容易
でありません。

そこで私たちは、ピンと健康な身体で、シャンと健全な精神で生き、コロリと自然に最期を迎えることを願い、そのような社会
の実現を目指し、そのためにはどうすればよいかを考える研究会を設けて研究を重ねて来ました。

これまでの活動の経緯は、2003年4月に市民グループ「ピン・シャン・コロリ研究会」を発足させて以来今日まで、各種研究会、
講演会を開催、機関紙の発行、ウオーキング倶楽部などの活動を続けています。そして2006年4月には、「終焉意思カード」及び
「終焉意思表明書」を発行、また2009年4月には、もしもの時のために備えての冊子を発行するに至りました。

組織としては、2007年にNPO法人の認証を受け、社会的に責任ある団体として活動しています。

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